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「ヒト胎児の骨盤の性差は一次骨化が開始する受精後9週には既に存在する」-No.364
ヒト胎児の骨盤の性差は一次骨化が開始する受精後9週には既に存在する 概要 ヒトの骨盤には思春期以降、明確な性差が認められます。しかし、出生前の胎児期における骨盤の性差については、見解が一致していません。ヒトの骨盤は、軟骨原基が骨組織に置き換えられる軟骨内骨化によって形成され...
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2024年5月25日読了時間: 5分


「理性と感情の葛藤メカニズム」-No.363
理性と感情の葛藤メカニズムを明らかに – 悲観と共に変化するトップダウン信号を発見 – 概要 京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)雨森智子 研究員(日本学術振興会特別研究員)と 雨森賢一 特定拠点准教授らの研究グループは、「理性」を司る前頭前皮質と...
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2024年5月25日読了時間: 9分


「B細胞が適切に選択される仕組みを解明」-No.362
B細胞が適切に選択される仕組みを解明 - 抗体の親和性成熟を導く胚中心のメカニズム - 研究成果のポイント 1.胚中心※1におけるB細胞選択のメカニズムについて、B細胞受容体※2からのシグナルの役 割を解明 2.胚中心は細菌・ウイルスなどの感染により形成される構造体で、免疫...
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2024年5月18日読了時間: 6分


「肝臓から腸ができる!」-No.361
肝臓から腸ができる! 肝細胞が上皮細胞と間葉系細胞のハイブリッド状態を経て 腸上皮細胞に分化することを発見 発表のポイント 1.肝細胞は単層培養下で脱分化(※1)しますが、その詳細は不明です。 2.肝細胞脱分化の実態とそのメカニズムを解明し、さらに肝細胞が腸上皮細胞への分化...
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2024年5月18日読了時間: 8分


「末梢血白血球ミトコンドリア呼吸鎖超複合体形成は 疾患の進行と相関する」-No.360
神経変性疾患患者の末梢血白血球ミトコンドリア呼吸鎖超複合体形成は 疾患の進行と相関することを発見 東邦大学理学部生物学科の松本紋子准教授の研究グループと東邦大学医療センター佐倉病院脳神経内科の榊原隆次教授(研究当時)は、神経変性疾患であるアルツハイマー病、パーキンソン病、レ...
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2024年5月18日読了時間: 7分


「発育期の野球選手における腰椎分離症の発生部位の偏り」-No.359
発育期の野球選手における腰椎分離症の発生部位の偏りを解明 発育期の野球選手における腰椎分離症の発生部位の左右差を投手と野手に分けて調査したところ、投手では投球する側とは反対側でより頻繁に腰椎分離症が発生することを見いだしました。一方、野手においては、投球側・打撃側ともに腰椎...
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2024年5月18日読了時間: 8分


「脳による新たな排尿制御メカニズム」-No.358
脳による新たな排尿制御メカニズムの解明 山梨大学大学院総合研究部医学域生理学講座神経生理学の喜多村和郎教授の研究グループは、同泌尿器科学講座の三井貴彦教授、武田正之客員教授の研究グループと共同で、脳が排尿を制御する新しいメカニズムを明らかにしました。 研究の背景...
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2024年5月18日読了時間: 3分


「不眠症状は、身体的因子、心理学的因子、 環境因子が独立して関連」-No.357
不眠症状は、身体的因子、心理学的因子、 環境因子が独立して関連 研究成果の概要 本論文は、健康状態に大きく影響する不眠症状の頻度とその関連因子を調査しました。 対象は、2021年12月から2022年3月の間に「健康と生活に関する調査」の質問票に回答した山形県地域住民7,87...
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2024年5月11日読了時間: 1分


「自ら作りだす細胞内の熱が神経再生の鍵である」-No.356
細胞内の熱が神経分化を駆動する ――自ら作りだす細胞内の熱が神経再生の鍵である―― 発表のポイント 1.細胞内局所における自発的な発熱が、神経細胞が分化する際の突起伸長の駆動力として働 くことを発見しました。 2.これまで、神経分化を担う機構は分子で理解されてきた中で、その...
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2024年5月11日読了時間: 5分


「何が種を種ならしめるのか? ゲノム研究で進化を理解する」-No.355
何が種を種ならしめるのか? ゲノム研究で進化を理解する 「意味」を探って 世界の海3地点の動物プランクトン「ワカレオタマボヤ」のゲノム解析した結果、種の分化と遺伝子調節に関する仮説に新たな問いが生まれました。 見た目も同じ、食べるものも同じ、行動も同じ、生息環境も似通ってい...
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2024年5月11日読了時間: 7分


「新しく生まれた神経の回路への組み込みがトラウマ記憶の減弱に寄与する」-No.354
新しく生まれた神経の回路への組み込みがトラウマ記憶の減弱に寄与する 心的外傷後ストレス障害 (PTSD) の新たな治療法開発に期待 発表のポイント 戦争や災害など、忘れられないトラウマ記憶に苦しむ PTSD 患者が世界中に多く存在する 海馬の神経新生 (※1)...
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2024年5月11日読了時間: 8分


「高安病と潰瘍性大腸炎の病態形成機構の解明へ」-No.353
高安病と潰瘍性大腸炎の病態形成機構の解明へ -潰瘍性大腸炎特異的自己抗体との関連解析- 概要 理化学研究所(理研)生命医科学研究センターゲノム解析応用研究チームの寺尾知可史チームリーダー(静岡県立総合病院臨床研究部免疫研究部長、静岡県立大学薬学部ゲノム病態解析講座特任教授)...
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2024年5月11日読了時間: 7分


「世界初、がんの進行を捉える空間オミクス技術の開発に成功」-No.352
世界初、がんの進行を捉える空間オミクス技術の開発に成功 がんの個別化医療に不可欠な治療介入点の決定に大きく前進 研究のポイント 世界最高となる組織内のタンパク質 206 種の同時検出を達成 1個人の検体から、がんの進展に伴う転移性がんへの変化を捉えることに成功...
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2024年5月11日読了時間: 5分


「希少ながん遺伝子変異「 BRAF Thr599dup 変異」の機能を解明」-No.351
希少ながん遺伝子変異「 BRAF Thr599dup 変異」の機能を解明 研究成果のポイント 1.包括的がんゲノムプロファイリング検査で同定された BRAF 遺伝子の希少変異である Thr599dup 変異の機能を明らかにしました。 2.BRAFThr599dup...
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2024年5月11日読了時間: 4分


「腸内乳酸菌による脂肪酸代謝産物が抗炎症作用を示し炎症性腸疾患を緩和する」-No.350
腸内乳酸菌による脂肪酸代謝産物が抗炎症作用を示し 炎症性腸疾患を緩和することを明らかに ~食用油に由来する成分の効能を遺伝子、細胞、個体レベルで解析~ 研究の要旨とポイント 1.免疫細胞の一種である樹状細胞(*1)は病原体由来成分に応答して活性化しますが、過度に...
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2024年5月11日読了時間: 9分


「指定難病「視神経脊髄炎」の炎症を正負に制御する免疫ダイナミクス」-No.349
指定難病「視神経脊髄炎」の炎症を正負に制御する免疫ダイナミクスを発見 -好中球とT細胞制御を目指した新たな治療法に道- 新潟大学脳研究所脳神経内科の中島章博助教、佐治越爾助教(現・新潟市民病院脳神経内科副部長)、同大学大学院医歯学総合研究科の河内泉准教授、独立行政法人国立病...
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2024年4月26日読了時間: 9分


「難治性卵巣がんの治療抵抗性を引き起こす細胞間の協調作用」-No.348
難治性卵巣がんの治療抵抗性を引き起こす細胞間の協調作用を発見 ~「がん関連線維芽細胞」を標的とした新しい治療法開発に期待~ 発表のポイント 1.抗がん剤が効きにくい(抗がん剤抵抗性)難治性卵巣がん(明細胞がん)の手術検体を用い...
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2024年4月26日読了時間: 7分


「アルツハイマー病の遺伝要因が発症を抑えるメカニズムを解明」-No.347
アルツハイマー病の遺伝要因が発症を抑えるメカニズムを解明 -タンパク質凝集体の神経病理を抑える観点での創薬へ- 慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程(当時)の村上玲、同大学再生医療リサーチセンター長の岡野栄之教授、同大学殿町先端研究教育連携スクエアの渡部博貴特任講師らを中心...
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2024年4月25日読了時間: 6分


「軟骨変性の初期に修復機転(正常に戻る)が存在する」-No.346
軟骨変性の初期に修復機転(正常に戻る)が存在することを証明 ~早期変形性膝関節症の予兆の発見に期待~ 発表のポイント 1.糖鎖が変形性関節症の早期の病因の一つであることを解明。 2.変形性関節症の修復の鍵となる機序を解明。...
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2024年4月25日読了時間: 6分


「腎臓の糖新生を制御する臓器間ネットワークを世界に先駆けて解明」-No.345
腎臓の糖新生を制御する臓器間ネットワークを世界に先駆けて解明! ―ケトン体が腎臓による血糖、酸・塩基バランスのコントロールに一役― 千葉大学大学院医学研究院 波多野亮助教、三木隆司教授、田中知明教授、平原潔教授、薬学研究院...
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2024年4月25日読了時間: 4分


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