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「下垂体の形成・分化を一次繊毛が制御する世界初の発見」-No.410
「細胞の毛」がホルモン分泌に影響することを証明 ~ 下垂体の形成・分化を一次繊毛が制御する世界初の発見 ~ 東京慈恵会医科大学 生化学講座の吉田彩舟講師(現 東邦大学 理学部)と吉田清嗣教授らの研究グループは、細胞に1本だけ存在する細胞小器官「一次繊毛」(注1)がホルモン分...
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2024年8月3日読了時間: 4分


「破骨細胞のエネルギー代謝制御分子 SIK3 は、骨粗鬆症の新しい治療標的」-No.408
破骨細胞のエネルギー代謝制御分子 SIK3 は、骨粗鬆症の新しい治療標的となる 研究成果のポイント 1.骨粗鬆症の新しい治療標的として SIK3 というタンパク質を同定した 2.破骨細胞が骨を溶かす際、細胞内のエネルギー制御分子である SIK3 が活性化した 3.Sik3...
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2024年7月27日読了時間: 5分


「がん抑制の分子メカニズム解明に新局面」-No.407
がん抑制の分子メカニズム解明に新局面 ~ゲノム異常の原因解明に期待~ 研究成果のポイント 1.がん抑制タンパク質 p53 の有無により DNA 複製期ヒストン H3.1 の動態が異なること を発見。 2.ヒストン H3.1...
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2024年7月27日読了時間: 7分


「老化細胞による炎症促進を担う酵素「ACLY」」-No.406
老化細胞による炎症促進を担う酵素「ACLY」の発見 -ACLY阻害が加齢に伴う慢性炎症を改善する- 発表のポイント 1.身体を構成する細胞は、その増殖を持続的に停止し、細胞老化に至ります。炎症性タンパ ク質を合成・分泌して全身の老化を促進しますが、そのメカニズムは明らかでは...
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2024年7月27日読了時間: 7分


「抗酒薬ジスルフィラムは閉経後骨粗しょう症と体重増加を抑制」-No.405
閉経後骨粗しょう症と体重増加を引き起こす共通メカニズムを解明 ~抗酒薬ジスルフィラムは閉経後骨粗しょう症と体重増加を抑制~ 発表のポイント 1.超高齢化社会の健康寿命を伸ばすために、閉経後女性の骨量減少と肥満の予防は重要な 課題です。 2.骨と脂肪組織の Nuclear...
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2024年7月27日読了時間: 7分


「卵子の老化で小さな染色体が正しく分配されない原因」-No.404
卵子の老化で小さな染色体が正しく分配されない原因 -革新的な全染色体個別動態解析による新発見- 理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 染色体分配研究チームの竹之内 修 基礎科学特別研究員、榊原 揚悟 基礎科学特別研究員(研究当時)、北島 智也 チームリーダーの研究チ...
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2024年7月20日読了時間: 12分


「スマートウォッチで妊活が可能に!」-No.402
月経ステージによって睡眠リズムが変化することが明らかに ~スマートウォッチで妊活が可能に!~ 研究成果のポイント 1.明治大学農学部生命科学科動物生理学研究室の中村孝博教授らの研究グループは、20代 健常女性の睡眠覚醒リズムが月経周期注1のステージにより変化することを発見し...
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2024年7月20日読了時間: 9分


「不育症(習慣流産)の発症に関わる遺伝子」-No.401
不育症(習慣流産)の発症に関わる遺伝子の発見 ―生殖免疫学と細胞接着分子の関与が明らかに― 発表のポイント 1.原因不明の不育症(習慣流産)のゲノムワイド関連解析を実施し、発症に関わる遺伝子領域 (HLA 遺伝子、CDH11 遺伝子)を同定しました。...
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2024年7月20日読了時間: 5分


「細胞外の脂質代謝がアレルギーの感受性を決める」-No.400
細胞外の脂質代謝がアレルギーの感受性を決める 発表のポイント 1.アレルギー反応を引き起こすマスト細胞は隣り合う線維芽細胞と相互作用することで成熟 しますが、この細胞間コミュニケーションの理解はこれまで不十分でした。 2.マスト細胞から分泌される脂質分解酵素により細胞外で作...
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2024年7月20日読了時間: 12分


「心の動きと代謝・慢性炎症を制御する分子」-No.399
心の動きと代謝・慢性炎症を制御する分子を発見 〜心と身体をつなぐメカニズム〜 はじめに 心と身体の健康は密接にリンクしています。特に、代謝の働きが阻害される代謝性疾患(糖尿病、高血圧、肥満症など)や慢性炎症(腸炎など)と心の動きのつながりはこれまでから指摘されてきましたが、...
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2024年7月20日読了時間: 5分


「統合失調症ではホモシステインが大脳白質の微細な構造異常に関連」-No.397
統合失調症ではホモシステインが大脳白質の微細な構造異常に関連する 統合失調症プロジェクトの田畑光一非常勤研究員、新井誠プロジェクトリーダーらは、京都大学医学部附属病院精神科神経科の孫樹洛 研究員、村井俊哉 教授と共同で、統合失調症患者では血漿のホモシステイン濃度が大脳白質の...
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2024年7月13日読了時間: 5分


「覚醒神経であるセロトニン神経が脳血流を調節するメカニズム」-No.396
覚醒神経であるセロトニン神経が脳血流を調節するメカニズムを解明 当研究所睡眠プロジェクトの夏堀晃世主席研究員と本多真副参事研究員らは、動物を睡眠から覚醒させる覚醒神経の一つである縫線核のセロトニン神経が、大脳皮質の血流を調節するメカニズムを明らかにしました。...
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2024年7月13日読了時間: 4分


「骨の老化メカニズム」-No.395
細胞老化が引き起こす骨粗しょう症 -骨の老化メカニズムを解明- 研究成果のポイント 1.骨の老化が引き起こされるメカニズムを解明。 2.これまで骨の細胞のみが老化すると、骨の健康にどのような影響を及ぼすかはわかってい なかった。 3.骨芽細胞※1において Men1...
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2024年7月13日読了時間: 4分


「お口のメインテナンスが脳心血管病(CVD)と感染症のリスクを下げる可能性」-No.392
「お口のメインテナンスが脳心血管病(CVD)と感染症のリスク を下げる可能性」 ― 人工透析を受けている方における歯科治療の重要性 ― 発表のポイント 1.人工透析を受けている方は年間粗死亡率※1が高く、脳心血管病と感染症が主要な死因で す。 2.10,873...
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2024年7月13日読了時間: 4分


「オレキシンがヒトの睡眠中にエネルギー消費を調節する」-No.389
オレキシンがヒトの睡眠中にエネルギー消費を調節する役割を発見 神経ペプチドの一つであるオレキシンは、覚醒と代謝を調節する役割を担っています。本研究では、不眠症治療薬として用いられているオレキシン受容体拮抗薬が、ヒトにおけるエネルギー代謝に関して、脂肪酸化やタンパク質分解によ...
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2024年6月28日読了時間: 7分


「心拍数を意図的にコントロールする神経メカニズム」-No.386
心拍数を意図的にコントロールする神経メカニズム ヨガのしくみにも迫る新たな脳内機構の解明 発表のポイント 1.自由行動中のラットを用いて、心拍フィードバックの実験系を構築し、5 日間の徐脈訓練 を行ったところで、心拍数は約 50%減少し、この効果は訓練後 2...
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2024年6月21日読了時間: 8分


「腱と骨をしなやかに繋ぐ線維軟骨のかたさを制御する仕組み」-No.383
腱と骨をしなやかに繋ぐ線維軟骨のかたさを制御する仕組みを解明 本研究成果のポイント 1.骨形成抑制因子であるスクレロスチン(※1)が、線維軟骨(※2)の成熟に伴って発現する分 子マーカーであることが明らかになりました。線維軟骨は損傷すると治癒が難しい組織で...
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2024年6月21日読了時間: 6分


「腸内で乳酸菌の機能性を高めるオリゴ糖 <ガラクト-N-ビオース>」-No.381
腸内で乳酸菌の機能性を高めるオリゴ糖 <ガラクト-N-ビオース> を発見 石川県立大学の研究グループ(松﨑千秋講師、高木宏樹准教授、東村泰希准教授、生産科学専攻 齊賀空知さん、食品科学専攻(卒業生)木下迪雲さん)は和歌山大学との共同研究で、オリゴ糖の一種であるガラクト-N-...
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2024年6月21日読了時間: 1分


「急性腎障害と慢性腎臓病の進展を阻むメカニズム」-No.380
急性腎障害と慢性腎臓病の進展を阻むメカニズムを発見 慢性腎臓病患者や高齢者における腎不全進展の抑制に期待 研究成果のポイント 1.急性腎障害(AKI)は既に慢性腎臓病(CKD)がある患者や高齢者で起こりやすく、また他 方、AKIを発症した患者ではCKDに移行しやすいことが知...
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2024年6月21日読了時間: 6分


「頭蓋内全体の脳脊髄液の動きをマクロ的に観測する手法を開発」-No.375
脳脊髄液は、脳に血液がスムーズに流れるように、脳の拍動に合わせて中脳水道や大孔部くも膜下腔を往復運動して圧調整を行っていることが知られている。この脳脊髄液の往復運動は4 次元フローMRI※1とintravoxel incoherent motion (IVIM)...
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2024年6月7日読了時間: 6分


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