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筋が攣る:オステオパシー的 視点の一症例.

昨今、私自身が「筋を攣る」症状(苦痛)が頻出している中、オステオパシー的 視点から「自己ケア」した体験を機に、「筋が攣る:一症例」を通じて、オステオパシー的 治療を御紹介したいと思います。



「筋が攣る」:一般的な起因.

筋肉が攣る(こむら返り)主な原因は、筋肉の疲労、冷えによる血行不良、水分・ミネラル(マグネシウム、カルシウム等)の不足です。

就寝中の発汗や、運動による激しい疲労が原因となることが多く、加齢による筋力低下や、妊娠、病気(糖尿病、腰椎ヘルニア等)が背景にある場合も考えられます。



筋肉が攣る主な原因


1)筋肉の疲労(過収縮)。

2)普段使わない筋肉を急に使う、長時間の激しい運動。

3)筋肉が疲労すると、収縮と弛緩をコントロールするセンサーの働きが低下し、異常な収縮(痙攣)を起こす。



脱水とミネラルバランスの乱れ


1)汗や排泄により、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルが不足し、筋肉の機能が阻害される。

2)就寝中の発汗による脱水。

3)冷えと血行不良

4)体が冷えて筋肉が硬直すると、栄養や酸素が筋肉に届きにくくなる。

5)長時間の立ち仕事やデスクワークでふくらはぎのポンプ機能が低下する。

6)加齢・運動不足

7)筋肉量の減少や、筋肉・腱の柔軟性低下により筋肉が硬くなりやすい。



病気や薬の副作用


1)腰椎椎間板ヘルニア、閉塞性動脈硬化症、糖尿病、肝硬変、甲状腺疾患など。

2)利尿薬、高血圧、高コレステロール薬の副作用。

3)妊娠。

4)体重増加による足への負担、腹部による血管圧迫、ミネラルバランスの崩れ。



効果的な対策・予防法


1)水分とミネラルの補給: 水分だけでなく、スポーツドリンクなどでミネラルを摂取する。

2)お風呂で温める: 湯船に浸かり、筋肉の冷えと緊張をほぐす。

3)寝る前のストレッチ: ふくらはぎを軽く伸ばす。

4)寝具の工夫: 布団を軽くする、冷えすぎないようにする。

5)バランスの良い食事: ミネラルを意識的に摂取する。



頻繁に繰り返す場合や、強い痛みが続く場合は、血管や腰の疾患が隠れている可能性があるため、医療機関(内科や整形外科)の受診を検討してください。  





「筋が攣る」:疾病、疾患に起因する.

足が頻繁に攣る(こむら返り)場合、ただの疲労だけでなく、糖尿病、腰部脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、肝・腎機能障害などの病気の前兆である可能性があります。

特に夜間・明け方に毎日起こる、片足だけ、しびれや冷えを伴う場合は注意が必要です。



足が攣る(こむら返り)の原因となる主な病気・前兆


足の攣りは、電解質(ミネラル)不足や血流の悪化によって起こり、以下のような隠れた疾患のサインとなることがあります。

1)「糖尿病」(および合併症):「高血糖」や「糖尿病性神経障害」により神経が損傷し、血行が悪化して足が頻繁に攣るようになります。

2)腰椎疾患 : 「腰部脊柱管狭窄症」や「椎間板ヘルニア」が原因で、腰の神経が圧迫され、足の筋肉が異常収縮する。

3)血管の病気 :

3)-1.「下肢静脈瘤」: 静脈の血液が逆流し、うっ滞して起こる。

3)-2.「閉塞性動脈硬化症」: 足の動脈が詰まり、血流が滞って起こる。

4)代謝・機能低下 : 「腎不全」や「肝障害」など、体内のミネラルバランス(カリウム、カルシウム、マグネシウム)が保てない場合。

5)その他 : 「深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)」、「甲状腺疾患」、「自律神経失調症」など。



受診を検討すべき前兆・サイン


以下のような特徴がある場合は、単なる運動不足や脱水ではない可能性があります。


1)頻度が高い : 毎日のように、または週に何度も繰り返す。

2)片側だけに起こる : 決まった片足だけがつる。

3)伴う症状 : 強いしびれ、冷え、むくみ、感覚が鈍い。

4)痛み : つった後も痛みが長く続く。



対処法と受診の目安


まずは生活習慣を見直し(水分・ミネラル補給、寝る前のストレッチ、寝具の調整)、改善しない場合は内科や整形外科、血管に異常(コブや冷え)を感じる場合は血管外科を受診してください。




「筋が攣る」:生活習慣、栄養バランスに起因する.

筋肉が攣る(こむら返り)主な原因は、水分不足とミネラル(マグネシウム, カルシウム, カリウム, ナトリウムなど)の不足で、筋肉の正常な収縮・弛緩(リラックス)がうまくいかなくなること、それに加えて筋肉疲労、冷え、血行不良などが重なるためです。

特にマグネシウムは筋肉を緩める働きがあり、不足すると痙攣(けいれん)が起きやすくなると考えられています。



不足しがちなものと対策


1)水分:喉が渇く前にこまめに補給しましょう。スポーツドリンクはミネラルも同時に補給できて効果的です。

2)ミネラル:

2)-1.マグネシウム : 豆類、ナッツ、海藻類、緑黄色野菜など。

2)-2.カルシウム : 牛乳、乳製品、小魚、大豆製品など。

2)-3. カリウム : バナナ、トマト、海藻類、野菜など。

2)-4. ナトリウム : 汗で失われやすいので、塩分も適度に。

2)-5.ビタミン・タウリン:乳製品、大豆製品、魚介類など、バランスの取れた食事から摂りましょう。



その他の原因と予防法


1)筋肉疲労・冷え : 運動後や就寝前のストレッチ、入浴(足湯)で体を温め、血行を良くする。

2)血行不良 : 加齢や生活習慣による動脈硬化も背景にあることがあります。足のマッサージも有効です。

3)特定の病気・薬 : 糖尿病、腎臓病、甲状腺の病気、利尿薬などの副作用が原因のことも。繰り返す場合は医師に相談しましょう。



つったときの対処法


1)ゆっくりと筋肉を伸ばし、マッサージする(特にふくらはぎは下から上へ)。

2)無理な力は入れず、肉離れに注意する。

3)日頃から水分とミネラルを意識し、体を冷やさないようにして、バランスの取れた食生活を送ることが大切です。 




上記のように、「筋が攣る」症状の原因も多岐に渡ります。

大きく分類すれば、

1)激しい運動、筋の疲労に起因。

2)疾病、疾患に起因。

3)生活習慣(生活管理)、栄養バランスに起因。

と云えます。

1)~ 3)、全てに関与するものは「血行(血流)」で、オステオパシー的な構造物で診れば「血管」「血液」。

そして、血管の組織内部を走行する「神経」、血管と平行し走行する「神経」、これらの結合組織である「膜組織」が重要なファクターとなります。



「筋が攣る」と聞いて、一番想起されやすいのは「ふくらはぎ」の筋でしょうか?

私の場合は、「腓骨筋」と呼ばれる、下腿の外側を腓骨頭あたりから足底まで走行する細い筋が、朝方攣るんです。

上記の原因(「疾病、疾患に起因する」)にも「明け方」とありますが、毎日では無く、片方だけでも無く、痺れや痛みは残りません。晩酌(アルコール)は飲みますので、季節柄 電気式毛布も使用して就寝してますので、「就寝中の発汗による脱水」の否定は出来ません。しかし、病気ではないと思いますし、検診でもひっかかっていません。


そこで、腓骨筋群(長腓骨筋・短腓骨筋)の支配神経である「総腓骨神経」を触診すると、膜組織による神経の自由度が無くなっており、硬さも触診されました。

本来であれば、全身の構造物(全身の末梢神経 含む)を触診検査した上で施術を行いますが、自己ケアにてそれは出来ず、「総腓骨神経」にフォーカスして施術を行いました。

今のところ(翌日の朝方)は、攣る症状は出ていません。



一般的な説明には挙がって来ない部分(構造物)も、発症要因に含めて臨床症候を行い、触診検査し、問題が診られれば、手技治療を行っていきます。

ですから、上記に該当することが思いつかない方、予防法・対処法 等を行っても症状が出現する方は、「オステオパシー治療院」で診てもらうのも有効ではないでしょうか。

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